Chapter 3.3 - Basic operation - Commit

staging areaに追加したファイルを一つのcommitとしてrepositoryに記録する操作のことを言います。一つのcommitに対してIDが付与され、ユーザーはそれを指定することによって蓄積されたcommitに対する様々な操作が可能になります。

# staging areaにファイルが追加されている状態で
$ git commit

commitをする時にユーザーはコミットメッセージ (commit message) を付与する必要があります。一般に「そのcommitでソースコードにどのような変更を加えたか、どんな機能を実装したか」をcommit messageとして残しますが、開発チーム間のルールなどによっては統一されたフォーマットでの記述を要求されたりすることになると思います。

e.g.)

# コマンドラインでcommit messageを指定しない場合はエディタが起動するのでそこで編集する
$ git commit

# commit messageを指定する
$ git commit -m "fix: syntax error"

# 自動的に全てのtracked fileをstageしcommitする
$ git commit -a
$ git commit -am "fix: syntax error"

git commit -agit add -u && git commitと等価であると言えます。使用するときはuntracked fileはcommitされないことに注意しましょう。

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