Chapter 2.1.1 - Installation - U-AIZU - Solaris 11.3
ソースを取得して解凍・ビルド、環境設定ファイルにパスを記述するまでの手順を解説します。Installer for U-AIZU をダウンロードして実行すれば1ステップでGitをインストールすることができます。
$ wget https://raw.githubusercontent.com/SCCP2016/git-tutorial-for-sccp2016/master/shellscript/git_uaizu.sh
$ chmod 755 ./git_uaizu.sh
$ ./git_uaizu.sh
手動でビルドする場合は以下の方法を用いてください。
# ビルドしたGitを置いておくためのディレクトリを作る
$ cd $HOME
$ mkdir -p usr/bin/Git
$ cd usr/bin/Git
# Git ver.1.9.5のソースを取得 https://git-scm.com
$ wget https://www.kernel.org/pub/software/scm/git/git-1.9.5.tar.gz
# ソースを解凍してディレクトリに移動
$ tar xvf git-1.9.5.tar.gz
$ cd git-1.9.5
# ビルドする
$ ./configure
$ make
これでビルドは完了ですが、どのディレクトリからでもGitのコマンドが使えるように、ビルドしたGitのパスを環境変数に追加しなければなりません。
$ echo "export PATH=\$PATH:/home/student/$USER/usr/bin/Git/git-1.9.5" >> ~/.profile
$USER
は自分のユーザー名を参照する環境変数で、U-AIZUでは学籍番号がユーザー名に相当します。
~/.profile
にパスを追記したらターミナルを再起動しましょう。Gitコマンドが使えるようになっているはずです。
TIPS
指定したサブディレクトリごとディレクトリを作成する。
$ mkdir -p hoge/fuga/piyo
HTTP/FTP経由でファイルの取得を行う。
$ wget [URL]